シンバblog

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【書評】生産性

年末年始の読書第一弾。
仕事を進めていく上での考え方や進め方を学ぶために読んでみました。

著者がマッキンゼー出身ということもあり、
論理的かつどのようなアクションをとればよいか、とてもわかりやすかった。

印象に残っており、かついまの自分に対して改善を促せる部分は
以下の3つ。(本文引用)
・やるべきことの優先順位を明確にし、優先順位の低いことは大胆に割り切ってしまう判断の潔さや、常に結論を先に表明し、無駄な説明時間や誤解が生じる余地をそぎ落としてしまう直截なコミュニケーションスタイルなど、その働き方にはあらゆる場面において、少しでも生産性を高めようとする強い意志が感じられた
・働く人が疲弊するのは、付加価値の低い、「自分がこれをやることにどんな意味があるのか?」と疑問に思えるようなオペレーショナルな作業を延々と続けさせられるときです。そしてギスギスするのは、そんな人ばかりが脇目も振らず、時間に追われ焦って働いている職場のほうでしょう。
・そもそも「成長する」とは「生産性が上がる」ということに他なりません。より具体的にいえば、成長する=生産性が上がるとは、仕事の生産性を上げ、目の前の仕事だけでなく今後の成長のための投資や新しいチャレンジもすべて労働時間内でやりきれるようになる、そうなることを目指す——そういう意識に変えていかないと、プロフェッショナルとしての成長には、常に個人生活の犠牲がセットでついてきてしまいます。


仕事ではたくさんのタスクが与えられ、パンクすることもしばしばあるが、
基本に立ち返り、
「そもそもやるべき優先順位は何か」
「なぜそのタスクは重要なのか」
「自分視点でどのくらいの時間がかかりそうなのか」

ということをちゃんと考える時間を持つことが大事であると思った。

コンサルタントというのは仕事の性質上、無理難題をたくさん言われる仕事である。
まずはここを大前提に考え、
・自分のキャパシティの中でどこまで対応ができるのか
・優先順位をつけてきちんと上位者に相談する
   →言い返されても無理なものは無理ときちんと言う姿勢
・ただし生産性を上げていくための努力はきちんと行う

この3つを念頭にやっていきたいと思う。



生産性【電子書籍】[ 伊賀泰代 ]
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